咲くも 散るも 諸行無常
ソメイヨシノが終わり、最近は八重の桜が満開、ツツジの花もちらほら開花を始めました恵山です。
花は咲けども3月並みの気温が続き 寒い毎日でありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
相変わらずの外出自粛で気が滅入る感じでもありますが、可能な範囲でお散歩や、外の空気を吸い込んだりしてのリフレッシュも必要ですね
お寺の門前に設置しております掲示板。内容は「気まぐれ不定期更新」でありますが( ̄▽ ̄;)
現在はこちら。
「咲く花に 命のご縁を喜び
散る花に 命の無常を学ぶ」
花が咲いてくる様は 誰もが待ち望み 開花が嬉しい
しかし、その花もいつかは散ってしまいます。寂しくもあり悲しくもあります。
御存じ「諸行無常」と表わされ、この世すべては川の流れの如く移り変わりゆくものであり、不変なものはもちろんありません。
どうでしょう?この「諸行無常」、何となくマイナスイメージな言葉にとらえられがちではないでしょうか?
生あるものは必ず滅し 会うものは必ず離れるのが世の定め 等々 とともに使われたりもしますね。
しかし、 すべてが 移り変わり
老いや 死や 別れ ばかりが 無常ではありまっせん!
新しいいのちが生まれること 子どもが成長すること
老化と嫌われるかもしれませんが、歳を重ねるとともに人は熟成されてゆくものです。
お花だって 綺麗に咲いて次の世代へ繋ぐ準備ができたからバトンを渡し去って往くんですよ
いつになるか どんな塩梅になるか この感染症だって、いつの日か収束するときが訪れるでしょう!
うがい 手洗い忘れずに 元気に日々を過ごしましょうね
なむあみだぶつ ( ̄人 ̄)
次回は ツツジ満開の様子を お届けしたいと思います。